未経験からエンジニアを目指している方からは「SESはやめとけという意見は本当?」という声が聞かれました。
SESは未経験の方にとって、スキル面で辛いケースがある反面、短期間でスキルアップを図れる可能性も。
ここでは、未経験からSESでエンジニアはやめておくべきか、辛いのは本当なのかを解説します。
▼この記事から分かること
- 未経験からSESはやめとけと言われる理由
- 【未経験・新卒】SES案件のメリット
- 【未経験エンジニア】SESが向いている人
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未経験からSESはやめとけと言われる理由
未経験からSES(システムエンジニアリングサービス)に挑戦することについては、賛否両論があります。
特に、「未経験からSESはやめとけ」という意見を耳にすることも少なくありません。
- スキルアップの機会が限られる?
- 新卒でSESだと帰属意識が薄れて辛い?
- 未経験ではサポートが少なくしんどい?
ここでは、その理由について解説します。
スキルアップの機会が限られる?
未経験者がSESに入ると、最初に配属される案件が必ずしもスキルアップに直結するものとは限りません。
SESでは、クライアントの要求に応じた業務を遂行することが主であり、技術的に新しいことを学べる環境が常に整っているわけではありません。
そのため、最先端の技術に触れる機会が少なく、スキルの伸びが期待できないという懸念があります。
未経験者がSESに挑戦する際には、スキルアップの機会やサポート体制の面で慎重に検討する必要がありますね。
新卒でSESだと帰属意識が薄れて辛い?
SESのエンジニアは、クライアント企業で業務を行うため、自社に戻る機会が少なくなりがちです。
この結果、自社への帰属意識が薄れやすくなり、会社のビジョンや方針とのズレが生じる可能性があります。
同期や先輩の姿を見て、自分のキャリアをどうしていきたいか考える機会が少ない分、自分でキャリアを組み立てていくことが大切です。
未経験ではサポートが少なくしんどい?
SESでは、クライアント企業で業務を行うことが多く、十分なサポートが得られない場合があります。
未経験者は、技術的な問題や疑問を解決するためのサポートが不足することで、業務の進行に支障をきたす可能性があります。
特に、メンターや同僚からのフィードバックが少ない環境では、成長のスピードが遅くなることが懸念されます。
もしSESに挑戦する場合は、自己学習の意欲や、サポート体制の充実した企業を選ぶことが成功の鍵となるでしょう。
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【未経験・新卒】SES案件のメリット
SES(システムエンジニアリングサービス)は、エンジニアが他社のプロジェクトに参加して業務を遂行する働き方です。
SESには、他の働き方にはない多くのメリットがあります。
- さまざまなプロジェクトに参加できる
- 安定した収入が得られる
- クライアントとの距離が近い
ここでは、その主なメリットを解説します。
さまざまなプロジェクトに参加できる
SESの最大のメリットは、さまざまなプロジェクトに携われる点です。
SESのエンジニアは、短期間で複数の企業やプロジェクトに関わる機会が多く、それぞれのプロジェクトで異なる技術や業務知識を習得できます。
このように多様な経験を積むことで、エンジニアとしてのスキルセットが広がり、市場価値が高まる可能性があります。
特に、新しい技術や業界にチャレンジしたいエンジニアにとって、SESは理想的な働き方と言えるでしょう。
安定した収入が得られる
SESでは、契約によって決まった期間の報酬が確保されるため、安定した収入を得ることができます。
労働時間に応じて報酬が支払われるため、長期間のプロジェクトや定常的な業務がある場合には、収入の変動が少なく、生活の安定につながります。
また、プロジェクト終了後に次の案件が見つかるまでの間、契約上の雇用が続く場合もあり、一定の保障がある点もSESのメリットです。
クライアントとの距離が近い
SESでは、エンジニアが直接クライアント企業に常駐することが多いため、クライアントと密にコミュニケーションをとることができます。
これにより、顧客のニーズを深く理解し、柔軟に対応することが可能になります。
クライアントとの信頼関係を築くことで、プロジェクトの成功につながりやすく、エンジニアとしての評価が高まることもあります。
クライアント企業から直接フィードバックを得られるため、自己成長の機会も多いのが特徴です。
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そもそもSESとは?
SES(システムエンジニアリングサービス)とは、ITエンジニアをクライアント企業に派遣し、一定期間その企業内で業務を行う契約形態を指します。
SES契約の下では、エンジニアはクライアントの指示に従い、システムの開発や保守などの業務を遂行します。
ここではさらに詳しく、自社開発・受託開発とSESの違いを解説します。
- 自社開発とSESの違い
- 受託開発とSESの違い
自社開発とSESの違い
自社開発は、自社でサービスや製品を企画・開発・販売まで行う形態で、エンジニアは企業のビジョンに基づいてプロジェクトに取り組みます。
一方、SESではエンジニアがクライアント企業で作業を行い、報酬は労働時間に対して支払われます。
自社開発は成果物に対する責任が大きく、売上もプロジェクトの成功に左右されることが多いですが、SESは安定した報酬が得られる・成果物に対する責任が少ないのが特徴です。
受託開発とSESの違い
受託開発は、クライアントからの依頼に基づき、システムの要件定義から運用保守までを一貫して行う形態です。
受託開発では、企業が成果物に対する責任を負い、報酬も成果物の納品に対して支払われます。
一方、SESではエンジニアがクライアントの指示のもとで業務を行い、報酬は労働時間に基づいて支払われます。
受託開発は成果物に対する責任が求められるのに対し、SESは成果物に対する責任よりも労働時間に対して報酬をもらう形になります。
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【未経験エンジニア】SESが向いている人
SES(システムエンジニアリングサービス)は、多様なプロジェクトに参画し、新しい技術や業務に触れることができる職種です。
自社内での開発や受託開発とは異なり、外部クライアントの案件に対応するため、特定の企業やプロジェクトに限らず、幅広い経験を得られます。
そんなSESが向いている人について詳しく見ていきましょう。
- 幅広いスキルを身につけたい人
- 新しいことにチャレンジするのが好きな人
- 将来的にフリーランスになりたい人
幅広いスキルを身につけたい人
SESでは、多様なプロジェクトに参加するため、幅広い技術や業務知識を身につけることができます。
異なる業界や技術に触れる機会が多く、スキルセットが広がります。
特に、特定の分野に限定せずに多様なスキルを習得したい人には最適な環境です。
向上心のある方にとって、新しい言語や知識にどんどん触れられるSESの働き方は向いていると言えるでしょう。
新しいことにチャレンジするのが好きな人
SESのプロジェクトは常に変化しており、異なる技術や業務に対応する必要があります。
そのため、新しいことに挑戦し、未経験の分野に積極的に取り組む姿勢が求められます。
チャレンジ精神が旺盛で、新しい技術や業務に対して興味を持ち続けられる人に向いています。
将来的にフリーランスになりたい人
SESの経験を通じて、クライアント先で働く経験を積めるので、将来的にフリーランスや起業を考えている人にとって有利です。
また、多くの企業やプロジェクトに関わることで、人脈を広げ、業界のニーズを把握することができます。
フリーランスとして独立するための準備として、SESの経験は非常に価値があります。
SESはやめとけと言われることもありますが、将来的にフリーランスを目指す方にとっては最適な働き方とも言えますね!
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まとめ
この記事では、未経験からSESエンジニアはやめとけと言われる理由を解説しました。
- スキルアップの機会が限られる?
- 新卒でSESだと帰属意識が薄れて辛い?
- 未経験ではサポートが少なくしんどい?
- さまざまなプロジェクトに参加できる
- 安定した収入が得られる
- クライアントとの距離が近い
未経験でSES案件に参画するのは、確かに辛い・しんどいと感じる面があるかもしれません。
しかしそれ以上にスキルアップに繋がるチャンスでもあります。
本記事が自分のキャリアをしっかりと考え、最適な道を選ぶ手助けとなれば嬉しいです。
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